夢助版画帳~版画でつづる絵日記

人生は遊びにあり。 江戸野菜を中心とした版画制作、 地方の美術館巡り、旅のスケッチなどなど。
時々、個展を開催していますのでそのお知らせも。

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夢助日記50歩100歩

fashionについて

この年になるとスーツを着ることもあまりなく、だからネクタイもすることも滅多になく、
たまにスーツ着ると喪服だったりして,,,,,,,。
もっぱらUNICLOとMUJIのカジュアル路線ばっかしだね。
今年は気分一新して、少しお洒落してみようかなと思って,,,,,,,。

柏はウラカシと言って、ファッションブティックやアンテイークファッションのお店が
多いので若い人が集まってきます。
先日、路地裏のアンティークショップを覗いて、このベストを発見。
カッコいいデザイン、表生地は黄八丈風、裏はご覧のような野菜のアップリケの
派手派手ベスト、思わず買ってしまいました。(何と400円!)


これをリフォーム屋に持ち込みボタン穴を表裏兼用に作ってもらい(600円)、
ボタンもユザワヤで気に入ったのを見つけて(2個360円)〆て1,360円。
版画教室の時に着ていき、生徒さんの前で、バッと裏返して着る!
織田信長じゃないけど、ド派手なこの陣羽織が見えねえか!
って見得を切る、生徒達は呆気にとられて,,,,,,,。


ちったあ、夢助らしく話題作んなくちゃネ!!
裏の野菜アップリケの蔓が背中(後ろ)にも伸びていて、これで400円とは
泣かせるじねえか、お富さん!)
(陰の声=どうも近頃の夢助さん、体力の衰えをfashionでごまかそうとしておるな,,,,,,,。)


    ベスト007

    ベスト010

    ベスト002

    ベスト013


夢助日記50歩100歩

上質なホテルのような、静寂な回廊空間,,,,,,,,。
漆喰壁の白い彫刻の美しさ、窓から差し込む黄昏れ時の光
さて、ここはどこだろう,,,,,,,


上野駅13

上野駅10

上野駅20

上野駅15

上野駅08

上野駅01

上野駅に想う

東京の表玄関は、当然ながら東京駅。
丸の内側は一昨年、昔の姿に復旧して大いに話題になりました。
八重洲側もファサードがグランルーフという帆を張ったようなモダーンなデザインになり、
商業施設もテーマパーク化し、今や東京観光の一大拠点となりました。


札幌出身の私にとって東京の表玄関は上野駅で、通称「北の玄関口」と呼ばれていました。
学生時代、正月休み、お盆休みは上野発の夜行列車に乗って青森へ、青函連絡船に乗り換えて
津軽海峡を渡り、丸々24時間かけて帰省。
札幌に着いた時は蒸気機関車の煙の煤で鼻の穴が真っ黒になっていたことを懐かしく思い出します。

極貧学生だった私は、アルバイトで稼いだ金を懐に、クリスマスイブに上野駅の地下道に徹夜で
行列して札幌行きの乗車券を買い求め、大晦日の夜汽車に乗って故郷に帰ったものです。

ああ上野駅」(伊沢八郎)、「津軽海峡冬景色」(石川さゆり)
「東京だよ、おっ母さん」(島倉千代子)、
はたまた「ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく」(石川啄木)など、
想い出はすべて上野駅に行きつきます。
雪を屋根一杯に冠った汽車が早朝の上野駅に入って行くシーンは今は見る事ができない
懐かしい光景です。

上野駅中央改札上には、1951年展示の猪熊弦一郎作の壁画『自由』が掲げられており、
これは上野駅のシンボルアートとして永久保存となり(昭和26年12月製作、昭和59年6月修復、
平成14年12月修復)。
その下のコンコースの中央改札内には、朝倉文夫作のブロンズ像『つばさの像』は上野駅の
女神の如く両手を広げています。


上野駅は、バブル期に磯崎新設計による地上300mの超高層駅ビルに建て替える構想がありましたが、
その後のバブル崩壊と東北・上越新幹線の東京駅始発よる乗降客の減少などから現在は立ち消えに
なったのをご記憶でしょうか?

さて、前置きはそのへんにして、
これらのクラシックホテルのような写真は、もうどこだかお判りですね?
実はこの写真はすべて上野駅のグランドコンコースにある(ガレリアgalleria)2階の回廊部分です。
意外に見ていない方が多いのではないかと思いますが、上質なホテルのロビーに居る感じがして、
東京駅の大正ロマンチシスムとは異なった欧羅巴の☆☆☆ホテルか、クラシックな駅舎
を思い起こさせます。

(あとがき)
ご多忙な皆様方、上野駅に降り立ったら、一度是非このガレリアで至福なひとときをご体験ください。
東京の「北の玄関口」も捨てたものではありません。
賑やかな上野公園側改札口は、ここから日本を代表する美術館、博物館、コンサートホール、動物園へ
の知的空間へのエントランスであり、東京駅を遥かに凌駕する「知の玄関」となっています。
(yumesuke)


夢助日記

春よ、恋!

寒さも今が底でしょうか?
景気じゃないけど早く底を打って上昇して頂きたいものです。
梅便り、菜の花便り、桜便りと春近しの便りが聞こえてきます。

思い切り 斜めに降りて 春の土手  

この句は、陶芸家にして俳句師の細君の名句で、
「おーい、お茶」の伊藤園新俳句大賞の特選、ペットボトルに登場した句で、
なかなかの文学少(老)女でもあります。

一方、黙々30年も続けている陶芸の人気作は、この雛人形です。
桃の節句が近くなると決まってこの卵型の雛人形のオーダーがあるようで、
毎年、正月頃に作陶していますが、ひとつかふたつしか作らない人気の逸品。
今年の雛人形は特に出来がいいのですが、よく見ると三歳と生後5ヶ月の孫君孫姫に似ています。
大安の小春日和の日に、孫達に献上されました。

私の版画の方は、大手町のJAギャラリーの展示が終わるので、ほっと一息。
昨年10月から立て続けに展覧会だったので、ここしばらくはお休みで、
暖かくなったらまた頑張ろうか,,,,,,という毎日です。(yumesuke)

松村紀代子作 陶製雛人形



002.jpg

夢助版画帳
「少女、能を舞う。」

ブログ・夢助版画帳は、このところ散歩サッカーなど、版画とは関係のない話題ばかり
でしたが、久々に木版画に戻ります。

私の木版画作品は、野菜版画70%、風景版画10%、人物版画10%、その他10%
という割合ですが、昨年は珍しくCIRCUS(サーカス)版画などを彫り、柏市の展覧会に
出品しました。

今年3月から彫り始めた人物版画作品が、本日、やっと完成しました。
題して「少女、能を舞う。」で、数年前に彫った「少女、弓を引く。」の続編です。
このモデルは楓さんという大学生で、高校生の時に弓道(和弓)をやっていて、
その端正な姿に惹かれて版画にしました。

昨年、晴れて大学生となり能楽研究会に入ったので、その舞姿を版画にしました。
この楓さんさんは、私の小学校時代の友人夫妻のお孫さんで、
いまどきのお嬢さんには珍しい、和弓、能を嗜み、
今度は何をやるのだろうか,,,,,,,と、今からとても楽しみで、
将来は、白洲正子さんのようになるのではないかと密かに期待しています。

以前、近くの中学校の剣道部の稽古をスケッチして版画にしたこともあり、
今回の能舞図の完成によって、弓道図―--剣道図--―能舞図と、
日本の伝統三姿シリーズが一応、完成しました。
今後、沖縄エイサー踊りや、盆踊りを踊る少女図も彫ってみたいと思っています。
(yumesuke)


      少女、弓を引く。
           「少女、弓を引く。」

     少女の剣士
            「少女の剣士」

      少女、能を舞う
             「少女、能を舞う」



プロフィール

Author:yumesuke
夢助(yumesuke)

版画師

武蔵野美術大学グラッフィックデザイン科卒業。
乃村工藝社でデザイン、イベントプロデュースの仕事を35年。
退社後,つくば市在住の武井桂子先生に師事して、版画師を目指す。
野菜版画を得意として江戸東京博物館桜茶寮の開館にあたり江戸野菜版画を制作。
以後、葛飾区山本亭、千住宿プチテラスにて野菜版画の個展を開催。
現在、NHK文化センター、夢助アートサロンなどで版画指導を続けている。古民家を求めて、小さな旅、水彩画の旅を続ける。
柏市在住、柏レイソルの熱烈なサポーター。
夢助・yumesuke は大好きな竹久夢二にあやかって。



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