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夢助版画帳~版画でつづる絵日記

人生は遊びにあり。 江戸野菜を中心とした版画制作、 地方の美術館巡り、旅のスケッチなどなど。
時々、個展を開催していますのでそのお知らせも。

夢助日記 50歩100歩 
夢助日記 50歩100歩

二枚の版画、一枚の切り絵 この作家は誰?


先週、大手町で見てきた展覧会です。
農婦のしっかりとした手に抱かれた赤ちゃん、ローソクを持ちこちらを見射る少女、
梅の枝を持ちはにかんだ微笑みを浮かべる美少女.......。
さて、この版画、切り絵のアーチストは誰でしょう?


三枚の作品はいずれも版画家切り絵作家滝平二郎さんの作品です。
石岡農学校出身という異色の版画家ですが、さすが農婦を描いた版画は力強く感
動的です。

絵本の作家としても民話、童話の素晴らしい版画絵本を何冊も残していますが、
朝日新聞日曜版に連載された切り絵シリーズの作品が有名ですが、デビューした
頃の農婦、農民シリーズはいずれも茨城霞ヶ浦の土の香りがして力強く、木版画
の魅力たっぷりです。

滝平二郎さんは残念ながら昨年亡くなりましたが、版画の下絵や若い頃の作品、
童話、民話の原稿などがよく保存されていて、テーマ毎に判りやすく展示されて
いました。
昭和20年代から30年代の日本の田舎の子供達の姿が生き生きと描かれていて、
会場は平日にも関わらず、お母さん達で賑わっていました。

この展覧会は「はなたれ小僧は元気な子~さよなら滝平二郎~遺作展」と題し、
大手町の逓信総合博物館(所在地:東京都千代田区大手町2-3-1)
2009年12月19日(土) から2010年2月3日(水)迄、開催しています。

そう言えば
滝平二郎と原田泰治の切手は多いなあ......。
これに谷内六郎が入ると昭和の日本を描く、国民的アーチストトリオですね.......。

滝平二郎作品 (左)木版画 母と子 (右)切り絵 梅(plum) (下)木版画 candle



takidairahanga

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プロフィール

yumesuke

Author:yumesuke
夢助(yumesuke)

版画師

武蔵野美術大学グラッフィックデザイン科卒業。
乃村工藝社でデザイン、イベントプロデュースの仕事を35年。
退社後,つくば市在住の武井桂子先生に師事して、版画師を目指す。
野菜版画を得意として江戸東京博物館桜茶寮の開館にあたり江戸野菜版画を制作。
以後、葛飾区山本亭、千住宿プチテラスにて野菜版画の個展を開催。
現在、NHK文化センター、夢助アートサロンなどで版画指導を続けている。古民家を求めて、小さな旅、水彩画の旅を続ける。
柏市在住、柏レイソルの熱烈なサポーター。
夢助・yumesuke は大好きな竹久夢二にあやかって。



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